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手首が上がらない…それは神経のトラブルです!

日常生活の中で、

「手首がだらんと下がってしまって、思うように動かせない」

「物を持とうとしても手に力が入らない」


こんな経験をされたことはありませんか?



こうした症状がある場合、実は“神経”の働きに問題が生じている可能性があります!



その中でもよく知られている原因のひとつに、「橈骨神経(とうこつしんけい)」という神経の障害が存在します。



橈骨神経ってどんな神経なの?
ここから少し詳しくお話しするのでお付き合いください。



橈骨神経は、首のあたりから出て腕を通り、手先までつながっている神経の一つ。



特に、腕の後ろ側の筋肉や手首・指を動かす筋肉をコントロールしている大切な神経です。


この神経がスムーズに動かなくなったり、筋肉の間で締め付けられてしまったりすると、電気の流れが悪くなり、筋肉がうまく働かなくなってしまいます。



その結果、手首を持ち上げようとしても力が入らず、手首がダランと下がってしまうのです。

こうした手首が持ち上がらない状態を、医療の世界では「下垂手(かすいしゅ)」と呼びます。



見た目には、手首がぐったりと下がり、手の甲を上に向けた状態で物を持つことが難しくなります。



例えば、コップを持つときや文字を書くときなど、日常のちょっとした動作でも不自由を感じるようになります。


なぜこのようなことが起きるのか? 橈骨神経は、**上腕三頭筋(じょうわんさんとうきん)や大円筋(だいえんきん)**といった筋肉の間を通り抜けています。



この部分は「三頭筋間隙(さんとうきんかんげき)」と呼ばれ、神経がちょうど通過するトンネルのような構造になっています。



この部分の筋肉が硬くなったり、柔軟性が失われたりすると、神経が圧迫されたり、滑らかに動けなくなってしまいます。



それが、手首や指の動きに影響を及ぼし、最終的に「手が使いにくい」「手首が下がる」といった症状を引き起こしてしまうのです。


日常生活で感じたら要注意
・手首が上がりづらい
・物をつかみにくい
・指先にしびれを感じる
・手に力が入りにくい


こうした症状がある方は、一度、橈骨神経のトラブルを疑ってみてもよいかもしれません。



特に、長時間同じ姿勢で過ごすことが多い方や、重い荷物を持つ機会が多い方、腕の疲労がたまりやすい方は注意が必要です。



まとめ 「手がだるい」「手首がうまく使えない」という悩みの背景には、筋肉の硬さだけでなく、神経の圧迫や滑走性の問題が隠れていることもあります。



こうした症状を感じたときは、我慢せずに、早めに専門家に相談することが大切です。

整体やリハビリを受けることで、原因が明確になり、適切な対処ができるようになります。 こういうお悩みの方はぜひご相談ください!

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